地盤調査において地盤が軟弱であった場合に、建築物を構築するにあたり、安定性を保つため地盤を補強します。
改良工法には、地盤の表層に改良を加える工法と、地中へ改良を加える工法に分けられますが、当社では地中にコンクリート状の柱を造成する柱状地盤改良のほか、鋼管杭を地中に打ち込む鋼管工法を専門に行っています。
地中にコンクリート状の柱を造成するにあたって、セメント系補強材をアースオーガと呼ばれる小型重機のドリル状のヘッドへプラントから圧送し、土と混合攪拌して柱状の改良体を作ります。
全面施行の表層改良と異なり、必要箇所のみの改良を行うため工期が短く、コストが抑えられます。
φ216.3ミリのケイシングで設計深度まで掘り、到達後にケイシングを引き上げながらスラリーを流し込むため、ムラのない改良体をつくりあげることができます。
土と混ぜないため残土もほぼ出ず、柱状改良に比べ施工もはやくコストが抑えられます。
鋼管杭を硬い地盤の支持層まて回転させながら圧入して高い地耐力の出せる工法です。
残土も出ません。
地中を掘りコンクリート状の柱を造成する重機です。
ドリル状の先端(撹拌ヘッド)からセメント系補強材を圧送し、φ400ミリ〜φ1200ミリで最大15mの杭を造成することが出来ます。
セメント系補強材の供給量・速度・造成の深さなどは、運転席のモニターから制御します。
セメント系補強材を作成しアースオーガまで圧送する電動プラント装置です。
プラント上部からセメント材料を供給しプラント内部で撹拌、規定比率で水と混ぜ合わせ専用ホースにてアースオーガまで圧送します。
施工の仕上げに使用する重機です。
基礎工事に最適なレベル(高さ)を測定し、アースオーガの施工部分に出来る余分なセメント系補強材の盛りを削り取ります。
自社保有の大型トラックでアースオーガやバックフォーなどの重機を運搬します。